- 2021-02-05
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【ぎっくり腰】辛い痛みを緩和するための3つのストレッチ!
こんにちは!
訪問治療moveの長町です。
疲れがたまった時、寒さの厳しい季節、季節の変わり目に多いのが「ぎっくり腰」です。
「明日は大事な仕事があるのに…」
「歩くのもしんどいから、少しでも痛みを和らげたい」
ぎっくり腰になった時に少しでも痛みを和らげてくれるストレッチがあれば良いと思いませんか?
もしかしたら、今まさにぎっくり腰になってこの記事を読んでいる方もいるかもしれません。
今回は「ぎっくり腰になってしまった場合に行うべきストレッチ」と「ぎっくり腰になりそうな時に行うストレッチ」を解説します。
目次
ぎっくり腰にストレッチは効く?
ぎっくり腰はストレッチでは治りません。
ぎっくり腰になってすぐ(急性期)は、痛む部分に「炎症」が起きているため、ストレッチをしただけでは根本的に治るということはありません。
しかし、ストレッチを行うことで痛みを和らげることはできます。
- 腰の痛みを和らげることができる
- 歩きやすくなる
- 炎症が引いた後の腰の治りが早くなる
根本的な解決にはなりませんが、ストレッチを行うことでぎっくり腰の応急処置はできます。
ぎっくり腰の急性期は基本的に「安静」が必須ですが、ぎっくり腰になってから「安静にしたグループ」と「できる範囲で動いたグループ」を比較した場合、できる範囲で動いたグループの方が痛みが長引きにくく、再発率が低かったという研究結果も報告されています。
様々な症状があるので一概に「ストレッチをした方が良い」とは言えませんが、ストレッチをして少しでも楽になるようであれば積極的に動かしていきましょうう。
ぎっくり腰のストレッチを行う際の注意点
ぎっくり腰になった時「少しでも痛みを楽にしたい」「歩けるようにしたい」という思いで様々なことを試すかと思います。
ただ、ぎっくり腰に対してストレッチを行う際にはいくつか注意点があります。
これを知らずにストレッチを行うと、かえって腰の状態を悪化させてしまう可能性もあるので注意しましょう。
痺れや感覚障害がある場合
腰〜足にかけて痺れが出ていたり、足先の感覚障害(温度や知覚が分かりづらい)がある場合は、「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」「坐骨神経痛」の疑いがあります。
そのような場合は無理にストレッチを行うと悪化する恐れがあるため、まずは病院にいきましょう。
全く動けない場合
重度のぎっくり腰の場合は起き上がることすら困難になります。
そのような場合は無理にストレッチせず、炎症が落ち着くまで安静にしておきましょう。
寝る体制は「自分が一番楽な姿勢が一番」です。
横向きや仰向けで膝の下に枕を入れると楽になる方が多いようです。
ぎっくり腰に効くストレッチ方法
それでは、ぎっくり腰に効くストレッチを紹介します。
「腰を前屈させた時に痛い場合」「腰を反った時に痛い場合」「ぎっくり腰になりそうな場合」の3つのパターンを紹介しています。
ストレッチ方法についても動画で詳しく説明しています。
ぎっくり腰の痛みを和らげるストレッチ.1
このストレッチは、腰を前に曲げる(前屈)と痛い場合に有効なストレッチです。
動画内でも説明していますが、アキレス腱ではなく、膝の裏〜アキレス腱までを伸ばすイメージで行うと効果的です。
必ず30秒以上、しっかりと膝を伸ばして行いましょう。
ぎっくり腰の痛みを和らげるストレッチ.2
このストレッチは腰を後ろに反った時に痛む場合に効果的です。
場所が分かりづらいので、筋肉の位置をイメージして行いましょう。
ストレッチというよりはマッサージに近いですが、腸腰筋という筋肉を上手く刺激できると、臨床経験上は歩行動作や座る、立つといった動きが楽になります。
ぎっくり腰の痛みを和らげるストレッチ.3
最後は「ぎっくり腰になりそうな時」に行うと効果的なストレッチです。
一つ目は「お尻のストレッチ」二つ目は「内転筋のストレッチ」です。
お尻は骨盤の歪みや腰〜広背筋という背中にかけての張りの解消、内転筋も骨盤の歪みや、先ほど紹介した腸腰筋と関連が深いので、腰の痛みを緩和する効果が期待できます。
ここまで紹介したストレッチ方法は動画内で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ぎっくり腰はストレッチで治療できるか
ぎっくり腰はいきなり発症するわけではありません。
筋肉の張りや姿勢の乱れ、腰に負担のかかる動きから、睡眠不足、ストレス、肥満、運動不足、貧血、冷え性など、様々な要素が蓄積した結果、ある種「ひずみ」のような形で「ぎっくり腰」として現れます。
今回紹介したストレッチはあくまでも「応急処置」です。
ぎっくり腰を繰り返さないためには日頃のケアが大切です。
また、腰痛の原因は様々なため治療法も人それぞれで違います。有効なストレッチもケースバイケースです。
早めに専門家にかかり、辛いぎっくり腰を繰り返さないようにしましょうね!
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