治療家が「寝違え」たらどうするの!?寝違えに効くセルフケアを公開します。

皆さんこんにちは。

【訪問治療move】の長町です。

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長町

突然ですが、私、とんでもない「寝違え」を起こしてしまいました

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髙橋

君、年に何回かびっくりするくらいの寝違えをするよね。

今回は、そんな私のように寝違えに悩む皆様にぜひ実施して欲しいセルフケアを解説したいと思います。

私の首の状態がいかに悲惨だったかは、以下の動画でもご覧になれます……。頑張って撮影をしたので、ぜひチャンネル登録をお願いいたします……。

寝違えってなんで起こるの?

寝違えを起こす原因はいくつかありますが、最も多いとされているのが不自然な姿勢が継続されたことによる血行不良です。

人間は、特定の筋肉や血管に負荷がかかりすぎないようにするため、姿勢を変えて生活をしています。

睡眠時は「寝返り」をすることで、同じ姿勢が続かないように無意識のうちに対策をしており、寝具メーカーの「nishikawa」さんの調査によると、大人は一晩に20〜40回の寝返りをするそうです。

深酒や激しいスポーツの後に寝違えが起こりやすいのは、アルコールや疲労のせいで寝返りの回数が少なくなってしまうからだと言われています。

血行は筋肉に栄養分や酸素を運んだり、老廃物を流したりする役割を持っているため、血行が阻害されるとその周辺の筋肉はダメージを受けます

「寝違え」はそのような状況が首に発生したものです。

寝違えを起こした時のセルフケア

寝違えを起こした時は、以下の筋肉をマッサージしてみましょう。

  • 肩甲下筋
  • 肩甲挙筋

筋肉の位置やマッサージの仕方は動画内で詳しく解説していますので、是非動画をご覧ください。

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首に関係のない場所をマッサージして効果があるの?

という疑問を持つ方もいらっしゃると思うので詳しく解説をしましょう。

なぜ肩甲骨周辺のマッサージが寝違えに効果的なのか

肩甲挙筋は首に直接ついていますが、肩甲下筋は首に直接は付着していません。

そのため、関係のない脇のあたりをマッサージしても効果があるのか疑問に感じる方もいるでしょう。

しかし、人間が体を動かすメカニズムは非常に複雑で、単純な動き一つをとっても色々な筋が使われています

例えば「腕を上げる時の筋肉」と聞くと、肩周りの筋肉を想像されるかもしれませんが、この動きには力こぶを作る筋肉である「上腕二頭筋」も関与しています

このような考え方を、今回解説しているセルフケアに当てはめて考えてみましょう。

首を動かす筋肉の多くは、体幹部や肩甲骨から伸びてきています

肩甲下筋がリラックスすると、首に直接付着する肩甲挙筋もリラックスし、寝違えの改善につながります。

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髙橋

肩甲挙筋と肩甲下筋は、肩甲骨を通じて繋がっています。

そのため、どちらか一方が縮むと、もう一方は引き延ばされて血行不良を招きます

寝違えを起こした時のNG 行為

「寝違え」を起こしている時は、以下のような状況は避けましょう。

 

寝違え時のNG行為
  • 無理やりストレッチをする
  • 痛いところを直接マッサージする

これらの行為は、寝違えを悪化させる可能性があるので、痛みが落ち着くまではNGです。

患部に直接行う治療としては、がおすすめです。

鍼は血管の拡張効果が認められているので、ひどい寝違えを起こしてしまった場合は、患部外のケアと一緒に鍼による血流改善も考慮してみましょう

まとめ

血行不良によって起こる「寝違え」の改善には、首の動きに関与する肩甲下筋や肩甲挙筋のケアが有効です。

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長町

関係の無い筋肉……。

と思われるかもしれませんが、人が動く際は見た目では分からないような筋肉も関与しています

僕も、動画内で比較しているように、だいぶ動きが楽になってきました。

逆に、傷んでいる筋肉を直接マッサージすることは、痛みがひどくなる場合があるのでやめておきましょう。

皆さんも、寝違えを起こしてしまった時は、正しいケアを心がけて早めに痛みを取るようにしましょう。